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執筆者の写真まつこ

保護猫が家にやって来ました!!


1ヶ月前(2.26)に保護猫が家族になりました!!


(3.22 撮影)



1ヶ月経った今はだいぶ私に慣れましたが、今日までどんな生活を送ったか、譲渡までの流れはどんなものか、保護猫にゃんこをお迎えしたい方はご参考までに読んでいただけたらと思います。



 

✳︎目次✳︎



 

1. にゃんこの紹介


まず始めに、家族になったにゃんこの紹介をさせてください。




名前:ナギ


性別:オス(去勢済み)


年齢:推定3歳


性格:怖い顔に似合わず、穏やかな性格をしています。基本怒りません。ひっくり返ってお腹を見せたり愛嬌を振りまきます。おもちゃでもよく遊びます。可愛いです。


過去:海老名の多頭飼育崩壊から保護施設で保護したそうです。当時は、床が糞尿で固められ、アンモニア臭でみんな目から涙を流すぐらい劣悪な環境だったそうです。保護施設では、献血猫として協力していました。来るもの拒まず、去るもの追わずな感じで子猫との相性が良かったです。





名前:ルーナ


性別:メス


年齢:0歳


性格:とても好奇心旺盛で、とても怖がりです。ナギが大好きです。何にでも興味津々で、遊ぶの大好きな、おてんば娘です。可愛いです。


過去:災害があった地域から保護施設で保護され、人馴れしていないためか、なかなか里親さんが見つかりませんでした。そしてリリースされそうなところをボランティアさんたちが引き留め、たまたま私がくださいと申し出て、ピンチを免れた強運の持ち主と言われています。




2. 保護猫との出会い


ルーナギ(ルーナとナギ、合わせてルーナギ)との出会いは、保護猫ボランティアをしていた時に出会いました。3回ぐらいしかボランティアはしていませんが、掃除やごはん、洗濯などのお世話が終わった後、おもちゃをブンブン振り回していた時に釣れた2匹です。笑

他にも保護施設にいる保護猫を見せていただきましたが、仕事で日中いないので子猫ではなく、また仲良い2匹だったら私がいなくても一緒に遊ぶだろうと思っていたので、ルーナギがぴったりの条件でした。




3. 譲渡までの流れ(保護施設からの条件など)


まずはスタッフさんに声をかけて話が進んだ感じです。

譲渡会の場合は予約もしくは開催日に行って、にゃんこたちを見て、いいなと思う子を決めて話が進むと思います。それから私の場合はボランティアとして行っていたので、ある程度どういうにゃんこか分かっていましたが、譲渡会などの場合は何回も足を運んで決めていく方が多いようです。大事なことですからね。


にゃんこを決めて声をかけてからは下記のような流れです。


①用紙記入

 どこに住んでいるか、家にいる時間はどのくらいか、保証人はいるか、ペットは飼ったことがあるかなどの質問事項が書かれているものでした。


②打ち合わせ

 お迎え日の調整や譲渡条件、ペット保険加入必須だったので保険の説明などでした。


③準備

 譲渡条件はいくつかあります。生活していく上で必要な物、脱走防止柵設置など、色々あり、準備できたら保護施設の方に写真で送ります。実際私が送ったものが下記の写真です。参考までに見ていただけたらと思います。


餌皿や水皿、トイレ砂、キャリーバッグ(今はこのキャリーバッグではありません)





にゃんこの脱走防止策です。フェンスを置くでもいいのですが、窓を開けて網戸にして換気する場合はとても便利です。ちなみに全部100均です。ルーナは体が軽いのでよじ登っている時がありますが、ビクともしないぐらい強度高めです。笑



万が一、窓の網戸を開けて脱走してしまわないようにロックかけられるものを設置しました。これはネットで買いました。「網戸 ロック 猫脱走防止」みたいな感じで検索すると引っかかります。



これは玄関です。玄関に興味を持ってしまうと外に出たがって脱走してしまうという情報もあったので、フェンスのサイズはミスりましたが、玄関までの廊下のドアは閉めて来させないようにしています。



ケージは必須です。今はケージをひとつにして、上に膝掛けを置いて目隠ししています。室内を自由にさせていても、ケージは自分の部屋みたいなものなので、にゃんこが安心できる場所が必要ですね。



部屋の中の状態も写真で送ります。今はもっと物が少なくなって、誤飲するものがないようにシンプルな部屋です。掃除も楽ですしね。笑


他にもトイレは3つ置いていたり、空気清浄機、加湿器、キャットタワーなどにゃんこが安全に生活できるように環境作りができたら、いよいよお迎えです。




4. お迎え日


私の場合は、午前中に保護施設の代表さんが家に連れてきてくれて書類の記入や家の最終チェックをしました。ドキドキした。笑


1匹ずつケージを用意していたのでそれぞれに代表さんが入れ、ナギだけはすぐに出たそうにしていたので、代表さんがケージから出しました(了承したけど実は、ケージからすぐに出してしまったけど大丈夫かな…と心配していたまつこ)。すぐにテレビ台の下に入り、夜まで出てきませんでした。


代表さんが帰った後は、ルーナはナギのことが大好きなのでひとりでいるよりよかろうと思って、ルーナのケージを開けてから私は家を留守にしました。数時間あけて帰ってきたところ、2匹一緒にいました。







まじで怖い顔。笑

この怖い顔でシャーと威嚇された時は半べそでした。笑

どんなに人に慣れている子とはいえ、知らない土地、知らない人がいる空間は本当に不安でしかなかったと思います。


初日は夜までテレビ台の下から動かなくて心配になったので、部屋の電気を消して、私は別室でゲームしていました。すると、動き始め、水を飲み、おしっこをしました。ごはんは食べていませんでした。また一晩中不安からか夜鳴きがすごく私は寝不足でした。笑




5. 2日目〜1ヶ月間


初日と比べ2日目は、ごはんも食べリラックスしている風に見えましたが、ウンチはせず、夜中の大運動会、夜鳴きがありました。でも大運動会ができるほど部屋を動けて良かったなと思いました。

下記からは1週目、2週目と追記しています。



✳︎1週目(2.28〜3.5)


ナギにシャーと言われることはありませんが、ルーナは未だに何かいつもと違うことがあると怖くて威嚇しますが、1週目が1番酷かったです。心が折れかけていました。

まずはこの家に慣れてもらいたかったので、私は空気のような存在を意識していたのですが、向こうから近づいてきて前を通ろうとしたらシャーと威嚇されたり…。威嚇はもはや挨拶だと受け取るようになりました。

ただルーナの方が若さもあってか、好奇心が旺盛だったので一緒に遊んだりできました。

それとチュールを試しに開けてみたら、すごい欲しがったのであげて慣らしていきました。




✳︎2週目(3.6〜3.12)


この頃にはだいぶおもちゃで一緒に遊ぶようになりましたが、日中に何かあったのか、ナギが2つあったケージのうち小さい方のケージを怯え始め、よそよそしくなりました。なんだろうなと思っていたら次の日の夕方、カーペットにおしっこがしてありました。ひとまずケージは片付け、落ち着く日が来るまで私は何もしませんでした。

それからチュールを指にのせてあげるようにして、私の手が怖くならないように慣らしていきました。すると、指を近付けてもすぐに逃げずに匂いを嗅いで、次第ににゃんこの鼻と私の指をちょんと触れて挨拶ができるようになり、あごの下を触れるようになりました。









✳︎3週目(3.13〜3.19)


だんだんと慣れてきたかなと思ってきた頃にルーナの鼻か喉か、ブーブー時があったり、吐きそうで吐かないことがあったりで、心配になったので病院に行くことになりました(詳細は4週目)。また、大きな地震があった日だったので、それがストレスになったようで疑似交尾をしていました。病院に行くということでキャリーに慣らすため、家の端に常に置いておき、おやつも中に入れて慣らしていきました。

この頃にはルーナギと一緒に遊んだり、ルーナギだけで追いかけっこしたり、だいぶ慣れてきました。












リラックスさは写真が物語ってるね。笑



✳︎4週目(3.20〜3.26)


病院へ行きました。結果的には、ごはんも食べ、鼻水もなく、糞尿し、よく遊ぶということで経過観察ということになりました。良かったと思うのも束の間。その2日後ぐらいの寒くなった日に、元気なのですが、鼻水と絞り出したようなウンチ、吐きそうで吐かないということもあり、26日に病院に行くことになりました。


病院に行くためにキャリーに入れるのですが、できないと思っていた素手で抱き上げキャリーに入れたところ、フタを閉める前に素早く出てきてしまいました。保護施設にいた時に人慣れしていなかったため、洗濯ネットを使って捕まえてようなので、私は洗濯ネットを使って捕まえたことはありませんでしたが挑戦してみました。それが問題に…。


本当に怖がりで、私の手際の悪さも相まって、威嚇や唸ったり、しまいには恐怖感が最上級に達して尿失禁、今まで攻撃してこなかった本気の猫パンチ。これは今までの関係性も崩れてしまうし、何よりルーナの精神面に傷をつけてしまったので病院はやめました。病院のスタッフさんとも緊急性はないということで了承を得ています。


それでも吐きそうで吐かない仕草、小さくコロコロのウンチもあって、往診してくれる病院を探していたら見つけたので電話をしました。往診はできないということでしたが、相談にのってくださり、動画を撮って見せてくださいとのこと。早速、動画を持って、状況を説明したところ、胃腸炎かもしれないということで薬を処方してもらいました。

今は無理やり連れてくるより、リラックスできるお家で症状を動画で撮って、お話をして、今後を決めていく方がいいということで、こういうやり方もあるのかと驚きました。


とても元気ではありますが、少しの変化を見逃さず、早めの対処が必要であり、ルーナが早く良くなるように全力でお世話していきます。










6. 最後に


人慣れしていないと言われたにゃんこでも毎日できる限りのコミュニケーションをとれば慣れていき、人慣れしていると言われたにゃんこでも環境が変われば威嚇もしてくる、にゃんこは本当に環境の変化に弱いけど、毎日コミュニケーションをとっていけば仲良くなれるということが分かりました。ただコミュニケーションも、猫の今なら大丈夫サインを見つけてやっていくことが大事かなと思いました。

まだまだ課題は山積みですが、私もにゃんこについてたくさん勉強して、ルーナギだけでなく、いつかはたくさんのにゃんこの力になれるよう日々精進していきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!!







おわり


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